どうどうと「肉焼きました!!!」  って えっ??

ようやく「ガーリックチップ」も出来る様になり

 ホテルでの「シュミレーション営業」が始まりました

 ホールスタッフや他の部署のシェフが

 向かいのカウンター席に座り実践です

 
 まあ

 見慣れた人ですし

 1品1品を焼いて提供するだけなので

 そこまでの緊張感はなく出来てた自分でした


 何度はこのシュミレーションを繰り返し

 その日はやってきました


 いよいよ

 グランドオープンの日です


 予約表には沢山のお客様の名前と人数、コース名などあり

 忙しい事間違い無しでした

 営業が始まり

 今までには無い緊張感でドキドキです


 初めてお会いする方の目の前で調理し会話する訳ですから

 今までみたいな知っている方とのお話とは格段に違います


 その瞬間はやって来ました

 とうとうデビューです


 「おいじゃ佐藤(ちなみに僕の旧姓です) 焼いてこいお肉を・・・・」

 そう言われました


 その瞬間

 心臓はドキドキを越えてバクバクです


 『い・・・いらっしゃいませ
   本日お肉をお焼きさせていただきます
     佐藤です よろしくお願いいたします』


 その瞬間緊張感より

 満足感があった事

 今でも鮮明に覚えてます

 
 それで一生懸命の焼きました

 間違いなく美味しく

 にんにくも

 お肉も

 焼き上げて満足げにお客様に提供しました!

 『よ~し できた』

 そう思った私は

 満足げに裏方へ戻っていきました

 「早いな佐藤もう焼き終えたのか???」

 『はい 美味しそうにお肉焼き上げました』

 「・・・・・・おい 佐藤・・・・・
   お魚は・・・・・・・・・・・・・・・?」


 『??????・・・・・>>>>>?????』

 

  が~~~ん

 なんと

 コース仕立てなのでした

 もちろん


 お魚→お野菜→お肉

 
 が正解です

 私の心の中では


 『シェフがお肉焼いてこいって言ったから・・・・』


 どうりでお客様もちょっと


 きょとん

 とした表情だったわけか・・・


 しかし


 間違いは間違い

 すぐさま

 鉄板へ戻り

 お客様に平謝りできちんと


 「お魚」を焼いて

 「お野菜」も

  そして

  量は少ないですが

 もう一度「お肉」を焼かさせていただきました


 最後には

 「最初でいろいろだけど・・・
      すごく美味しかったです、また来ます」

 そう言っていただけたお客様に感謝です

 
 まだまだだな

 
 そう思いながら「焼き手」の


 奥深さ

 そして

 面白さ

 益々追求していきたいな

 そんな風に思った


 ほろ苦デビューでした

 
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        兎川 貴孝(トガワ ヨシノリ)
       
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